先生

この手紙をみたら
全てが終わる気がした……


私は手紙を握り締めたまま
場所をちょっと移動し
ベランダへと向かった。



「はぁ……」



はるなと担任の
話し声が
かすかに聞こえる。



私は
ベランダから見える中庭を
ただ見つめていた……



手紙を見る勇気なんて
今の私には
もちろんなかった。





「ばいばーい」


完全下校の時間も
近づいたのか
教室に残っていた人達が
次々と帰っていく。

時計を見ると
あれから30分もたっていた……





「本当何やってんだよ」

< 167 / 168 >

この作品をシェア

pagetop