先生
この手紙をみたら
全てが終わる気がした……
私は手紙を握り締めたまま
場所をちょっと移動し
ベランダへと向かった。
「はぁ……」
はるなと担任の
話し声が
かすかに聞こえる。
私は
ベランダから見える中庭を
ただ見つめていた……
手紙を見る勇気なんて
今の私には
もちろんなかった。
「ばいばーい」
完全下校の時間も
近づいたのか
教室に残っていた人達が
次々と帰っていく。
時計を見ると
あれから30分もたっていた……
「本当何やってんだよ」