先生
本当は待ってた……



ずっとずっと


先生が来てくれるのを
待ってたんだよ……




「先生……?」




先生は今にも
泣き出しそうな私を見据え
一枚の紙切れを
押しつけた。



「ばーか」




そう一言告げた先生は
職員室へと
戻って行った。


取り残された私は
遠くに見える
職員室のドアを
ずっとずっと
見つめていた……



この手紙には
何が書かれているの……?

あんなひどいことを
言ってしまった
私に対する答え……?



「見たくないよ……」

< 166 / 168 >

この作品をシェア

pagetop