水色なお姫様




7割白紙のプリントを集められてしまった・・・。





これで、追試決定だぁぁ;;



顔を机におしつけた。

ひやりとした感触がおでこに感じた。



そんなあたしをよそにちゃくちゃくと授業は進む。




ぼーっとした時間がすぎる。


そのとき、夢を見た。

寝ているわけではないのに、

夢をみた。




そこには、昨日あった修飛が器用にリフティングをしていた。


いきなり、ボールをどっかに蹴飛ばすと修飛があたしの手を引っ張った。

あたしは、わけが分からずなされるまま。

修飛に体を預けていた。

なんとなくだけど、ぬくもりを感じた。


そこで、意識が戻った。

寝ているつもりはなかったのに、いつの間にか本当に寝ていたみたいだ。
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