水色なお姫様




結局、そのまま時は過ぎ。



気づけば、放課後だった。




補習だ・・・。


あたしはペンケースを持って、教室を出た。


学習室を目指した。


周りの生徒は、部活に行っているか、帰っているから、響くのはあたしのぺたぺたとした足音と、吹奏楽部の吹いているメロディのみ。
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