【短】さ く ら Ⅰ~あなたのことが好きすぎて~
「わかるでしょ?わざわざ言葉にしなくても、ベッドの近くをさがしてるんだから。」
「うそ……。」
「残念ながら本当なの。」
「うそっ!」
「本当だって言ってるでしょ?その証拠にほらっ?ピ・ア・ス♪」
陽介のベッドのシーツの隙間から出てきたのは、まぎれもなく女物のピアス…。
「なんで……。」
ねぇ陽介…なんでなの?
「あたしね、陽介くんが好きなの。だから邪魔なの、あなたが。」
そう言ってあたしの肩を思い切り押してきた。
それでバランスを崩したあたしはテーブルにぶつかって、せっかく作った肉じゃがを思いっきりひっくり返した。
足に思いっきり肉じゃががかかって、すぐにお皿の割れる音がした。