【短】さ く ら Ⅰ~あなたのことが好きすぎて~
「陽介くんと早く別れてよ。あなたなんかに陽介くんはもったいない!」
「なんでそんなこと言われなきゃいけないのよ!」
あたしは近くにあった水のはいったコップを掴んで、思いっきり雪村さんにかけた。
「つめた……何すんのよっ!」
゙ガチャ゙
「ただいま―って……何、これ…………どういうこと?」
陽介は驚いた顔をしていた。
「陽介く―ん……。」
え?
さっきまでの鬼の形相とはまるで違って、バイト先でみたような可愛らしい雰囲気を醸し出しながら、雪村さんは泣いていた。