彼氏は他界の王様?!
第四章

想い



そのあと、早退して

退学届けを出す。


そして、私の家へもどる。



家に入ると、

海斗にお姫様抱っこされた。


「海斗?」

「あっちに行く前に、それ消そうか?」


そして、マークをなぞる。


「消せるの?」

「一様王様だぜ?

人間はできねぇみたいだけど、、、」




そう言って、私のマーク、

ひとつひとつに手のひらをあて、

消していく。


全部消え終わると、


「付け直そうか?」

「えっ?」

「俺のマーク」

「ちょ!ダメ、、、」

「王様命令」



さっきより、

たくさんのマークが付いた。


腕、鎖骨、足、太もも、首筋、、、


見えるところも、見えないところも。



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