歩幅
「ユズは20歳のハズですけど!!」


「ネットを甘く見ちゃいけないよ。


カナエちゃん。」


そう言っておじさんは左手で私の手を握る。


私は必死で振り払おうとするけど、力が強くて離れない。


そしてゆっくりと右手で私の服のボタンを外していく。



「駄目っ!!!」


「そんなこと言って。

カナエちゃんは可愛いな~」


「やめてっ!」


「やめないよ。」


おじさんは2つ目のボタンを外した。
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