*。俺様な吸血鬼。*



で、今は、ものすごい剣幕で怒ってる。


「黙って聞いてたら、どいつもこいつもギャ~ギャ~
うるさいんだよ!!」


一番お酒を飲ませちゃいけないのは柚那でした;;


「ほら、舜も、魅央ももう帰るよ!」


「えぇ~!」


舜君が帰りたくないって小さい子みたいに

駄々をこねてる。


「舜、いい加減にしないとどうなるか分かってる?」


「………はい、すいませんでした・;」


「よし、じゃあ帰るよ。」


「ぉ~お~早く帰れ。」


「じゃあ帰ろ。」


私も一緒にみんなと帰ろうとしたら月に襟を掴まれた。


「お前はこっち。」


そう言って月が抱きついてくる。


「はいはい、じゃあお邪魔虫はつれて帰りまぁす。」


柚那はそれだけ言うと舜君と魅央ちゃんを

ひっぱって帰っていった。


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