−Secret☆GIRL−
「苺李、あんた時間な………誰?」
部屋に入ってきた苺夏ちゃんが不信者をみるような目であたしを見る。
とくに驚きはしないようだ。
「あたしだよッ」
苺夏ちゃんが顔を歪める。
「は?」
…………は?
いやいやいや、
まだ気付いてないの!?
ってかどんだけ変わってんだよあたし。
まぁ、それもそのはず。
制服のスカート丈が膝下まであるあたし。
肩より少し長めの栗色の髪を隠しているのは、黒髪で胸元まである長いカツラ。
しかもパッツン。
あげくのはてに
分厚いレンズの目がね。
目がいいのを知ってか、度は入っていないない。
「苺夏ちゃん、あたしだってば。声でわかるでしょ?」
まだ気付いていないらしい苺夏ちゃんにそう言った。