転勤族妻の憂鬱
「遅かったなぁ~」

「うん、ちょっと、気持ちよくて、浸かりすぎた。。。」


「目、赤いぞ」

「あぁ、シャンプーが目に入っちゃってさ、痛くてたまんなくて、何度も目、洗ってたら、涙もいっぱい出ちゃって…

ずっと泣いてたよ。」


「そっかぁ~遅いから心配したぞ」


「ごめん。あれ?ビールは?テーブルの上、ないけど…」

「あ、あぁ、たまには、一緒に飲もうかなって思ってさ」

俺は、冷蔵庫の中に入れて置いた、半分飲みかけのビールと

ビールが苦手な奈央が、前から一本だけいれておいたフルーツ味の缶酎ハイを取りだして


「ほら、たまには飲もうぜ」と手渡した。


「ありがとう、珍しいねぇ~」

「えっ?そうかぁ~?」


「そうだよぉ~いつもは、あたしがお風呂から上がると、すでにビール一本全部飲んでるじゃない。」


「まぁ~そうだなぁ」


「けど、ありがとう。飲もうか。」

「おし、飲もう」


そして、俺達は、久しぶりに夫婦で

テレビを見ながら酒を飲んで

笑いあった…。




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