絶対☆私生徒会長!


高鳴っていた心臓も段々落ち着きを取り戻し、生徒会室に到着した。



「ほら、入れ。」

緑は少し乱暴に引き戸を開け、教室の中を見せた。

私が中心って感じがする。
本当に…生徒会長なんだ私……

なぁーんて今更実感しちゃって。




私は緑に背中をおされながら中へ足を運んだ。

その時…………


「…アナタ、写真の!!」

怒声混じりの高音が耳に入った。

な、何なの!?
しかも写真って何よ?


「星村……?」


緑が言う。

星村さんって言うんだ。
名前は何てゆうんだろぅ。


「アナタ!どっかで見た覚えが有ると思ったら、うちんとこの会長だったのね!?」

「あの……写真て一体なんの…」

私は少しヒキ気味に星村さんって人に言った。


「アンタが会長なんて私、絶対に認めないわよ?!」

星村さんは意気なり私の胸ぐらを掴んできた。

「な、なにすん……」

私がそう言い掛けた時、緑が間に割り込んだ。


「ちょ、茶江島!」

「緑…!!」


「お前等何やってんだよ、みっともない真似すんな。」

緑がそう言うと星村さんは私から手を放した。
そして言った。

「すいません、会長。取り乱し過ぎました。私の勘違いです。」

「え……いや……あの………」

星村さんは少し口惜しそうな表情をして元の席に着いた。




「悪い、白。星村は嗚呼ゆい奴なんだ。」

「そ。別に気にして無いけど…」

「そうか、なら良いけど。」







こんな感じにぎこちないまま今日の集会は終わった。





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会長:揺岐白(♀)

副会長:茶江島緑(♂)

書記1:星村織姫(♀)

書記2:?


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