メガネ×愛【短】
side楓
「カエデちゃん、大好き♪」
この言葉を聞いた瞬間、俺はおかしくなった。
俺はもっと前からお前のこと大好きだって
言ってしまいそうだった。
でも藍音の大好きはそういう意味じゃなかった。
「お兄ちゃんみたいで」
そういう事・・・?何それ。
藍音のバカ・・・
藍音のバカぁ・・・・。
「カエデちゃん」
その声を聞くだけで俺は安心できた。
でも・・・・
「私ね、彼氏ができたんだ」
一番初めにこの言葉を聞いたとき
俺は半分死んでいた。
何でこいつは俺のことに気づいてくれない?
こんなに好きなのに・・・・?
「カエデちゃ・・・んんっ・・」
俺は無理矢理キスしたんだ。
想いを全部ぶつけた。