-月の果てreplay story-
──…サァッ
爽やかな風が
ソフィの栗色の髪を梳くっていった。
「気持ちいいわ」
ソフィは、んーっと伸びをした。
「左様ですか」
スワローズは、無表情にそう言った。
「せっかくのお天気だし、キルトを誘えばよかったわ」
ソフィは、
チラリとスワローズを横目に見た。
……さぁ、これでどう?
ここなら誰も聞いていないわ。
言うのよ、スワローズ…!!
私にキルトのことを話すのよ!
さぁっ…!
「キルト様は、怪我人ですよ」
「…………」
何も教えてくれないのね。
教える気なんて
無さそうなところがムカつくわ。