絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



あたしは苦笑いを浮かべる。


そんなあたしを見た茜は、サッと立ち上がった。




「じゃあね、琴弥に岬サマ!」




茜はニヤニヤしながら空き教室を出て行った。


再び教室が静まり返る。


あたしはある事を思い出して、もう一度岬サマの方に振り返った。




「そういえば…なんで岬サマが二階に来たの?」



「あ゙っ…?別にたいした用事じゃねーよ」




折角あたしがわざわざ聞いてあげたのに、その態度って…。




「あっそうですか!」




岬サマの返事に、あたしは可愛くない反応をする。


そんな自分が嫌だと思いながらも、素直になれないあたしは顔を岬サマから背けたままだった。




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