絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



あたしと笹山さん。

二人きりになったリビングで、笹山さんはゆっくりと口を開く。




「琴弥様も向かわれるのですか?お屋敷の方へと…」



「はい。昨日、岬サマに着いて来いと言われまして…」




たぶん心細かったんだ、岬サマは。


あんな重大な事実を突き付けられて、平気でいられるはずがない。


なんだかんだ言って、岬サマは怖いんだよ…。




「…貴女はすごい」



「え?」



「岬サマをここまで変えてくれたのは、紛れも無く貴女です。

前のようなピリピリしたオーラは、一切出ていませんから」



ニコッと笑う笹山さんは、あたしの手を引っ張ってきた。




「向かいましょう、お屋敷へ」



「はい…!」




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