絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
閉じていた目を、そっと開ける。
扉の向こう側には、黒髪でスーツ姿の人がいた。
机に向かって、必死に何かを書いている。
岬サマのお父さん・亨さんは、あたし達を使用人だと思い込んで話をし始めた。
「…何だ?」
「俺、岬…」
岬サマが口を開いた瞬間、亨さんの手の動きが止まった。
そして、ゆっくりとあたし達を見るように振り返った。
…実物だ。
あの有名弁護士の、速川亨だ。
動悸が激しくなりながらも、ゴクリと息を飲んだ。
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