絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「…はい」




聞こえてくるのは、岬サマのお父さんと思われる声。


少し低くて、大人の雰囲気を漂わせている。




「…琴弥、開けるぞ」



「うん」




岬サマの問いかけに静かに頷くと、あたしは少しだけ目を閉じた。




…大丈夫。

大丈夫だから。



きっと、岬サマのお父さんは分かってくれる。


分かってくれるから。



落ち着け、琴弥…!!




あたしが強く願った瞬間…


ギイッ…という音と共に、

視界に光が差し込んできた。




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