ケンカ上等☆不良校上々↑↑
「なあ、みくるー、これ見ろよ、すごくね?」
もういっそ、泣いちゃえばいい。
そう思ってたら、ふと背後から嬉しそうな声がしたんだ。
あたしの身体は、その声に敏感に反応する。
「え、もしかして嘘ついたこと怒ってんの?」
もう1度、聞こえてきたそれに、今度は確信を持って答えた。
「つばさっ───」
振り向いた先には、わずかな間、なくなっていた笑顔。
反射的に、あたしはその笑顔の持ち主に抱きつく。
「な.なんだよ、どした?
は?おまえ泣いてんのか?」
「っ…つばさ、のっ、バ‥カ」
泣いてないっ。
ただ、ちょっとだけ、ほっとしただけなんだってば。
そんな言いわけも、強がりも、今は無理かも。