ケンカ上等☆不良校上々↑↑
「へぇ〜」
「外見とセリフ覚えてるくせに。
しかも、質問の1回毎に翼先輩を表す言葉変えてるくせに」
意地になった次は、呆れ顔になってるよ。
「何にも知らないんだね」
「うん、興味ないもん」
あたしの反応を見て、歩夢はガクッと肩を落とす。
「……何なんだ、この女」
小さな呟きは無視して。
「あの人、あたしを助けてくれてたの?」
「そーなんじゃないんスか?」
あらら、死にかけの顔で答えてくれてるよ。
さっきまでの子犬みたいな可愛さの欠片もない。
「じゃあ、助けてもらったお礼、言わなきゃだね」
「どーぞ、お礼はご自由に」
「あ、でも翼って人、同級生かな?」
「高1っスよ、翼先輩」
良かった。
「じゃあ、同級生だぁ♪」
って、
「同級生!?
あんな強そうだったのに!?
バリッバリの不良オーラ漂ってたのに!?」