Memories - 年の差恋愛 -
それからしばらく、私は水だけをちびちびと飲み続け。

飛田さんは残った料理をつまみつつ、ビールを空けたあとに私が残したチューハイも飲んでくれた。

二人でぴったりくっつきながらテレビを見て、一緒のタイミングで笑う。

こういうゆっくりとした時間がすごく心地いいものなんだと気がついた。

「さあ、お姫様はそろそろお休みの時間だね?」

いつの間にかうつらうつらしていたらしく、そっと体が宙に浮いた感覚で目が覚めた。

気がつくと飛田さんにお姫様だっこされていて。

慌てて降りようとしたけど、がっつり抱きかかえられて身動きが取れないのであきらめて両腕を飛田さんの首に巻き付けた。

「かわいい寝顔」

ちゅっと音を立てて首筋にキスをされ。くすぐったくて思わず声が漏れてしまう。

「…そんな声出されると…」

小さくため息をついてからリビングの電気を消し、寝室へと連れて行かれた。

「もう少し寝かせられない」

「ん…」

やさしく寝かされたベッドの上で、飛田さんにやさしくキスを繰り返される。

まだ残っているお酒と、とろけるようなキスにすぐに頭の中は真っ白になって。

気がつくとお互い裸になり、体中にキスをされていた。

「…いい?」

「うん…あ…」

いつもよりも少しだけ激しく感じるのは、気のせいじゃないはず。

お互い力尽きるまで息を弾ませ、同時に頂点へと達した。
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