僕の女王様
特典を一切享受できないにもかかわらず、生徒会の仕事をやらされている僕からすればうらやましい限りである。


とは言っても女王様の命令に逆らえない僕は、ある意味自業自得なのかもしれない。


彼女にとって僕は何なのだろう。


僕にだけ見せる顔。素振り。


それを考えれば、彼女にとって僕の存在が特別と言う事実に誤りはないと思う。

< 25 / 84 >

この作品をシェア

pagetop