僕の女王様
女王様のトラウマ
「一応、口止めはしてたんだけど……」


ばつが悪そうに言う祐也に、「気にしないで」と伝える。


大事をとって、次の日午後から学校へ向かうと、千里は噂の渦中にいた。


「どうして、海斗が悪いことになってるの?」


噂されるのは仕方がない。


我慢できそうにないのはこの点だ。


「……確証はないんだけど、どうもあいつが…」


祐也が言いにくそうに指を指した先には、副会長がいた。


「………何かするつもり?」


「さぁ~」


海斗は私の本質をわかっているけど、私の行動パターンは祐也の方が理解している。


「ほどほどに」


一応、協力はしてくれるらしい。
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