続きの俺様!何様?執事サマ!?
ハエバルが意地悪く笑う。
なんだか爽に似てる笑い方。
近づいてきて、ハエバルの顔が目前になる。
「………愛さん、笑うとかわいーです」
至近距離で真顔で囁かれるようにこんなこと言われて、照れるほかなく。
顔があつくなる。
それを見て、ハエバルはまた笑った。
「………考えれば、爽さん奪うより、愛さん奪うほうが早いですよね」
「…………え?」
ハエバルが、更に近づく。
「俺は、俺のことちゃんと躾してくれれば、男でも女でも、誰でもいいんです。
まあ………いちばんの理想は爽さんですけど。愛さんにベタボレみたいですし、あきらめます」
ハエバルの前髪がかかるほど、近くなって。
「…………だから、愛さん」
ハエバルの黒い瞳が、私を捕らえた、その瞬間
「俺のこと、飼ってください」
唇が、唇に触れた。