現代戦国時代
「なるべく料金が高い奴をやりたいんですが……」
 
なるべく控えめな態度で俺は辰鬼にお願いしてみた。 

「なるほどね。金が入り用な訳かい。じゃあ、こいつなんかどうだい?」
 
辰鬼が依頼書を俺の眼前に持ってきた。
 
びっくりして、心臓の鼓動が早くなる感じがした。
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