現代戦国時代
男は、大久保の屋敷の傍にあった林に潜んでいたようで木の上から飛び降りてきた。
 
「よくも邪魔をしてくれたな?」
 
「はは……僕はあなた達が嫌いなだけです」
 
男は両手にクナイを持っている。
 
戦うつもりだ。
 
「アンタ、やめとき……」 

「大丈夫、幸村くん。僕は負けないから」
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