現代戦国時代

源内・望月対白虎

「ははは……黒龍も彼も死んじゃったみたいだね?」 

白虎は、そう言って高らかに笑った。
 
仲間が死んだというのに、何も感じていないらしい。 

「源内、幸村のことは……」
 
「望月……変に気を使うなよ。奴はあんなんで死なないからよ」
 
望月は俺の言葉を聞いて、驚いた目をした。
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