現代戦国時代
俺は武器をしまい、ゆっくり男の子に歩み寄る。
 
「君、名前は?」
 
「僕?僕の名前は楠田由馬(くすだゆうま)だよ」
 
楠田由馬――
 
聞き覚えのあるようなないような、微妙な感じの名前だ。
 
「なぜ、君はここにいるんだ?」
 
「お父さんが、ここにいなさいって言うから……お父さんは忙しいからなかなか帰ってこないけどね」
< 705 / 773 >

この作品をシェア

pagetop