ハルのためなら【短編】
うだうだ考えても仕方ない

女は度胸だ!

「は、ハルちゃん、あ、あのね…」

と気合いをいれて告白しようとした瞬間

バタン!!

と大きな音をたてて部屋の扉が開いた

そして、兄たちにまどかちゃん、そのうえ晃くんに夏木さんまで

倒れこんできた

「なにやってんの」

かなり冷めた口調でハルちゃんがいった

「いや、別に立ち聞きしていたわけでなく…」

「そうそう」

「セっちゃんそろそろ目を覚ましたかな?とか思って」

「ね」

などとみんな口々に言い訳をしていた

そんなみんなを冷ややか目で見つめるハルちゃん

「セっちゃんも無事目を覚ましたみたいだし、邪魔者たちは消えます」

といってみんなはバタバタと扉をしめてでていった




あーあ、やっぱり私って告白できない運命なのかなって思わずため息がでてしまった

そんな私の横で同じようにため息をつくハルちゃん



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