先生は19歳
目の前にいるのは先生じゃなくて担任。


でも、まるで先生に面と向かって言われてるような錯覚に陥った。






もう・・・だめ・・・




さっきまでのテンションはどこやら、涙が一筋頬を伝う。



「え!?ちょ・・・唯子っっ」



隣でユリちゃんが焦っているけど、お構いなし。



私は涙を止められなかった。




クリスマスのことがなければ、こんなに胸が詰まらなかったかもしれない。


あの日から、会いたくて仕方なかったから。
< 181 / 228 >

この作品をシェア

pagetop