好きで付き合ってませんから!

意外

はい。今、白井宅に到着です。


…はあ(--;)


学校にいる間、
数々の先生や先輩から
熱い応援を頂き…
プレッシャーが………


夏々にもかなり
心配させてるし……


なんでアタシなの?!
なんで白井友なの?!!



そんな事考えてるうちに
白井友はスタスタと家に
入っていく。

その後を急いで
追いかける。


「お邪魔します〜…」


「あれ?まだ親帰って
ないみたい…悪いちょっと待ってて」


そういうと白井友の
部屋らしき部屋に
置いてきぼりに
された………。



「真っ白……」


壁、テーブル、ベット、全部
真っ白。

唯一床が茶色なだけ…

でも、この真っ白な
空間がなぜか落ち着く。
理由は多分壁やあちこちにある色んな絵のせいだろう。その絵のどれもが優しい色合いを出している。

アタシも絵を描くのは
好きだから良く描いてるけど、絵を見るってのは
あんまりしなかったなあ…


「スゴイ良い…」


「良いでしょ?」


「え?」

知らない女の人の声、

まさか…………


「こんにちはぁ〜
友の母です〜〜」


「こっ、こんにちは!
は…はじめましてっ
木野みあです(・・;)」


「急に呼び出して
ごめんなさいね、TVで
見掛けたら可愛らしい お嬢さんだったから
描きたくなっちゃった!」


「か…描く??」


「まあ、いいゃ、
詳しい事はリビングで
話すからお茶もいれたし
いらっしゃい〜」


「あ…ありがとうございます!」
< 22 / 38 >

この作品をシェア

pagetop