蒼い月~さよならのサイン~
「結婚出来たら…。結婚出来る、それだけで俺は充分だ。」
浩一は少し遠くを見ている様に見えた
「浩一先生って、恥ずかしくないの?そんなにストレートで…逆にこっちが恥ずかしくなる。」
「ははっ。そうか?千年も待ったんだ。今一緒に居られるだけで充分だ。」
「…なんか、そうゆうのってうらやましいな。あたしは俊とは昔は出会ってなかったし…。あ、そういえば、先生は晶がどうして翠だってわかったの?今の晶は…」
「昔とだいぶ違うからか?」