蒼い月~さよならのサイン~



晶は彩名のベッドの横の椅子から立ち上がると病室にある唯一ある窓のカーテンを開けた


外と病室の気温差で窓枠が結露を起こし水滴が着いていた




「彩名。今日もいい天気よ。」




勿論、彩名は深い眠りについていて返事はない




それでも晶は彩名に話し掛ける


「晴れてるけど今日も寒そうだよ。マフラーした方がいいかもね。」





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