【短編】嫉妬[続2編追加]
周りは、尚冶がフリーだと思ってるから告白がたえない。


それは、仕方がないこと。


私は、尚冶に告白する女の子すべてに嫉妬してしまう。


すごく尚冶が大好きだから、心の中は、ドロドロで。


「まあ....だいたい、わかるけどね。」


朱は、チラッと尚冶を見た後怪しくニヤリと笑った。


朱は、勘が冴えてるから知ってるのかもしれない。


朱って、たいてい抜けてるんだけどこういう周りに対してはすごいんだよね。


気づいても変に詮索しないのが朱らしい。


私が話すのを待ってるんだ。


私は、どうしたらいいのかな?


全く、わからない。


好きだけの気持ちが今の私を保っていた。
< 2 / 33 >

この作品をシェア

pagetop