スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*

♀桃side♀




「ハナちゃーん!!

よい夏休みをね?」



「てか、あたし達夏休みも卒業研究でここ来なきゃだけどね?」




あたしの言葉にハナちゃんは苦笑い。


ハナちゃんの言葉を聞きながら、あたしは講義室を出て行った。





―――あれから一年と数ヶ月が経った。


あたしは無事に二回生になることができ、もう卒業まっしぐら。



あの時セミロングだった髪はショートに切り、今やっと肩に付きだしたくらい。





外を歩くあたしの肌には、じんわりと汗が滲む。



もう八月。

夏真っ盛りな気候。




ちょうど二年前のこの時期だった。


今でも忘れられない愛しい人に出会ったのは。




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