スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*



「…また思い出しちゃった」



あたしは小さく呟くと苦笑い。


あたしは気を抜くと、いつもあの人のことを考えてしまう癖が出来ていた。




…いつまでも引きずってちゃダメだよね?


あたしは首をブンブンと振ると、歩くペースを上げた。




あたしは今から、ある人のところへと向かう。


その人とはとても久しぶりの再会で、今からでもあたしの胸が騒ぎ出す。




「我慢出来ないっ…!!」




あたしは暑さと期待に我慢できなくなり、ついに走り出してしまった。




.
< 153 / 215 >

この作品をシェア

pagetop