スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*



―――ドンッ…!!




「きゃっ…!!」



「すいません!!」





歩きはじめた瞬間、俺の肩が誰かとぶつかってしまった。

声を聞くと、女みたいだった。






「大丈夫ですか?」





振り向いてぶつかった女性に話し掛ける。


だけど、俺に顔を背けたまま、






「大丈夫です。失礼します」




そう言い残して、そそくさとその場を去って行った。








―――なんなんだ、今の奴は。




というか、


今の声、どこかで聞いたことあるような―――







.
< 92 / 215 >

この作品をシェア

pagetop