CoA-コア
少女の手には銃が握られていた。
ナナに少しダメージを与えたみたいだ。
「シエラ姉さん…当たったかな?」
リエがシエラに言った。
「残念だけど、あまり当たっては………!!!」
ナナは不思議そうな顔をして………急に動けなくなった。
「どう?特製しびれ薬の効き目は?」
「うっ…動けない………」
「死にたい?」
「…………殺すなら殺せ。」
「この状況から生きることは不可能だと…そう考えているの?」
ナナは無口になった。
「別にあなたを殺しにきた訳ではないわ。私はあなたを保護しに来たの。」
シエラは優しい口調で言った。
「…………意味分かんない。」
「なら分かりやすく言うと…あなたの経歴は勝手に調べさせて貰っらの。あなたの町のことや軍に束縛されていること。そういう理由からあなたを勝手ながら保護対象とさせたの。」
「…………勝手に調べて…私は軍に尽くすと決めた。それが無理なら死ぬだけだ。」
「まだ、若いのに…?私も若いけど、人生はこれからよ。」
「この時代にその後の未来なんてない…。」
「私はこれからの未来を変えていくつもりよ。」
ナナはシエラから目線をリエに変えた。
「…………その武器は魔銃か?」
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