お姫様と1.5人の男
と言うか、それ以前に……桜太君の笑顔初めて見た気がする。
もう何度も見たかもしれないよ?でもこんな楽しそうなのは初めてかも。
さっきの決闘の時も楽しそうに見えたけれど、真剣勝負だったから笑わなかったな。
「何だよ」
「んー……別に何でもないよ?」
じっと見つめていたのが気味悪く感じたのか、不機嫌そうに桜太君は言う。
此処で笑った所を初めて見たと言ったらなんて言うのか。
そんな想像もしてみたけれど、結局は怒らせると言う結果になり兼ねないんだろうな。
『雪佳ちゃーん……? ちっとは儂にも構ってくれないかのう?』
いじけたような寂しそうな声で玄一さん。少し桜太君とお喋りしただけなのにな。
ただ考えてみると、今日でお終い。玄一さんともお別れだから沢山話さないとね。
玄一さんの代わりに水色の方の少し古びたアルバムを1ページめくる。
表紙をめくってすぐに出てきたのは、白黒の若い夫婦の写真。
『これが儂のマイハニー、りつ子』
もう何度も見たかもしれないよ?でもこんな楽しそうなのは初めてかも。
さっきの決闘の時も楽しそうに見えたけれど、真剣勝負だったから笑わなかったな。
「何だよ」
「んー……別に何でもないよ?」
じっと見つめていたのが気味悪く感じたのか、不機嫌そうに桜太君は言う。
此処で笑った所を初めて見たと言ったらなんて言うのか。
そんな想像もしてみたけれど、結局は怒らせると言う結果になり兼ねないんだろうな。
『雪佳ちゃーん……? ちっとは儂にも構ってくれないかのう?』
いじけたような寂しそうな声で玄一さん。少し桜太君とお喋りしただけなのにな。
ただ考えてみると、今日でお終い。玄一さんともお別れだから沢山話さないとね。
玄一さんの代わりに水色の方の少し古びたアルバムを1ページめくる。
表紙をめくってすぐに出てきたのは、白黒の若い夫婦の写真。
『これが儂のマイハニー、りつ子』