~夢~
第2章 長い長い試練
和也の事が好きな自分の気持ちとは裏腹に、あたしはその気持ちをずっと伝えられずにいた。
基本、自分から告白なんて絶対にしない。
中学の時に初めて告白した相手にこっぴどく降られ、今でもトラウマになっている。
簡単に言えば怖い。
フラれるのが怖い。
遠くからただ和也の事を見ている事しか出来なかった。
これじゃ何にも変わらない。
変わらなきゃダメだ。
伝えなきゃ。
あたしは意を決して梓の元に走った。