准教授 高野先生のこと

結局――

あの日のことはお互いにずっと触れずじまいのまま。

もしも、あのとき森岡先生が駆け込んで来なかったら……?


高野先生はあのあと私に何を言うつもりだったのだろう?

先生と私はいったいどうなっていたのだろう?


すごく気になって知りたい気持ちはもりもりやまやま。

なのだけど――

やっぱりそれは怖くって、とてもじゃないけど私からは聞くことなんてできなかった。



< 98 / 462 >

この作品をシェア

pagetop