アタシの王子はメガネ様
*放課後に...*


そう言えば...
潤と初めてしゃべったのって今日みたいな日だったなー...

―――――――――――

2年生の春

はぁー
めんどいなー、日直...

あとちょっとで...

「終わった〜!!」
あ...外暗くなってきた..
よし、さっさと帰ろっ


って帰る準備してたら...


「まだ、君居たんだ」
ビクッ!!

振り向くと...

「じゅ、潤君!?」
ヤバイっ!!どうしよう!!目の前に潤君が!!...

「な、なんで居るんですか!?」

「生徒会」

「あ、生徒会ですか...」
そっか、潤君生徒会の人だった...

てか
超ラッキーじゃんっ!!
潤君と話せた〜!!
今日絶対ツイてる!!

「何ボーッとしてんの?」

「あ、いや」

「...もう帰るでしょ??」

「は、はい!」
もしかして...!
ってなに期待してんだ...うちは...

「...あのさ」
「はい!!」

「...送ろうか??」
え!?
本当にっ!?
ヤバイ...おかしくなりそう...

だけど...
いっしょに帰りたい!!

「いいんですか??」

「外、暗いし...」
心なしか、潤君の顔が赤いような...

「じゃあ、お願いします..」



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