しあわせ家族*゚



コンコン!




「葵。入っていいか?」



「裕樹?……いいよ。」




裕樹が寝室に入ってきた。






「葵ごめんな。お前を泣かせるつもりなかったのに泣かせて。ツラい思いさせたよな。」



「あたしが弱いから悪いの。裕樹のこと信じてなかったから。」



「お前はなんも悪くねぇよ。」



「でも…っ」



「俺は葵以外のヤツなんか興味ねぇから。」



「ほんと?」



「当たり前だろ。お前以外あり得ねぇんだよ。」



「裕樹…っ!好き。」



「俺の方が好きだ。」



「信じられなくてごめんね。もう大丈夫だから。」



「おぅ。」



「寝よっか。」



「今日は葵を抱き締めながら寝たい。」



「抱き締めるだけ?」



「それ以外もしてほしい?」



「……うん。」



「了解。」








今日は裕樹を感じながら寝たい。





< 22 / 36 >

この作品をシェア

pagetop