しあわせ家族*゚



次の日にはすっかり忘れて…とはいかないけど、不安は消えた。





「おはよー!」


あたしがリビングに行くと


「葵?」

「ママ?」


みんなが不思議そうに名前を呼んできた。



「どしたの?」


あたしが聞くと

「お前…もう起きたの?」

と裕樹が聞いてきた。



「え?もう朝じゃん。」


「ママが一人で起きてくるなんて…。」


みくまで驚いている。



「もう!あたしだって一人で起きれるわよ!」


「やべぇ…今日雨降るぞ。」


「何よそれ!裕樹のバカ!」




すると、あたし達の様子を見ていたみくが一言。



「朝からケンカしないの!」


あぁ…娘に言われた。




そしてみくはもう一言。


「仲直りのチューして」




はあ!?


「みく…?」


「ママとパパいっつもチューしてるじゃん。」


「ちょっ…知ってんのか!?」


「知ってる。」


「いやっ…してねぇぞ?」


「パパのウソつき。みく見たことあるもん!」


「え…」


「だから早くチューして!」





あ〜あ。

みくは何言い出すんだか。



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