僕たちの恋


彼女の住むマンションのエントランスに着いて彼女を呼び出した



まだ少し肌寒い4月末



身を縮めていると、部屋着の彼女が降りてきた



『少し寒いね?どうした?』



彼女は笑っていた



「………」



何も言葉が出てこない


仕事でもしたことない緊張に変な汗が出る



< 44 / 83 >

この作品をシェア

pagetop