まりぉchanの秘密。
「俺、ちょっと見てくるわ。」
そう言って部屋を出た。
《ガチャッ》
リビングの扉を開ける。
そこのあるひとつの席に真莉乃は座っていた。
座っていたが…
【スー……スー…】
「なんだ…。」
寝てた。
よかった…。寝れてなかったらどうしようかと思った。
「真莉乃?」
真莉乃の肩を少し揺らす。
少し揺らしただけで紙がサラサラと動く。
本当に、きれいな髪だな…。
思わず顔を髪に埋める。
優しいシャンプーの匂いがする。
「んっ……」
俺は慌てて真莉乃から離れた。
でも、真莉乃は顔の向きを変えただけでまた寝てしまった。