あま甘彼氏
「逃げろッ!!!」
『くすの・・・・・やっ』
背後から腕をおもいっきりつかまれた。
『いたい・・・っはなしてッ!!』
「ももちゃん・・・!?」
身動きのできないまま集団のほうへ連れて行かれた。
『楠木くん・・・っ!?』
「・・・っ、見るな!!」
『・・・っ!?』
そこには、
制服を中途半端に脱がされて、
頭の上で手を押さえつけられている楠木くんがいた。
程よく筋肉のついたおなかは全部見えていて、
今ズボンのベルトに手をかけられていたところだった。
『ぁッ・・・』
思わず目をそらしてしまうほど衝撃的な光景だった。