5年先のラブストーリー-この世のしるし-
-揺れる思い-
「直子、行ってくるよ。お祖母ちゃんの言う事をちゃんと聞くんだよ」
「あぁ~ん、ばぁ~い」
1週間の夏期休暇も終え・・・
また、いつものように1日が始まった。
夏休みが終わっても暑さまでは休んでくれない・・・
おまけに
2時間もかかる通勤は
気だるさに拍車をかける
そんなせいか
直樹は辺り構わず
車内で寝込んでしまった
暫くすると
どこかで聞き覚えのある
駅名のアナウンスが
耳に入った。
寝入って呆然とする目に
見覚えのある景色
降りるべき駅名
閉まりかけた扉に、慌てふためいた・・・
それも
只ならぬ形相だった。
「直子、行ってくるよ。お祖母ちゃんの言う事をちゃんと聞くんだよ」
「あぁ~ん、ばぁ~い」
1週間の夏期休暇も終え・・・
また、いつものように1日が始まった。
夏休みが終わっても暑さまでは休んでくれない・・・
おまけに
2時間もかかる通勤は
気だるさに拍車をかける
そんなせいか
直樹は辺り構わず
車内で寝込んでしまった
暫くすると
どこかで聞き覚えのある
駅名のアナウンスが
耳に入った。
寝入って呆然とする目に
見覚えのある景色
降りるべき駅名
閉まりかけた扉に、慌てふためいた・・・
それも
只ならぬ形相だった。