高飛車女と副会長
ブチッと血管が今にも切れそうだ。

初対面の相手にブ男って…何様だよ、どちら様だよ!!
これが普通なのか!?

ムキーっとなりながら、大きく足音を鳴らし、俺は職員室に行く為に足を進めた。
挨拶をしなくてはならなかった。
先に中野が、学校に既に着いていると聞いていたので、恐らく今頃は作り笑顔で拳を握っていることだろう。
あいつ、短気だからなぁ。しかもドSだし。(勘)

てか。さっき女に言われた言葉が頭から離れないんですけど?

イライラ イライラしてしまうんですけど?

俺、それなりに顔はいい方なんですけど?
(中野からも言われたし)

……。
ムカつく!!!!
あームカつくっ!!!!

憶えてろよ、あの女子!!!
今度会ったら、思いっきり仕返ししてやる。
手加減??するかっ!!

売られた喧嘩は買う。例え女でもだ。

てかあれは絶対売られたっ!!間違いない。

くっそ~!!

この時、まだこの男、石崎柚飛は気付いていなかった。
あの魔性の女、水代音色に目をつけられた時点で、彼の"普通"は叶わなくなっていた事を。

そしてこれから経験する出来事や、熱く、苦しい恋が始まってしまう事を。
< 13 / 50 >

この作品をシェア

pagetop