高飛車女と副会長
女生徒は瞳を離さない。

何故か俺も離せないでいた。
 無言の数秒間。

沈黙を破ったのは、彼女の恐ろしい言葉だった。

「じろじろ見んなっ!!ブ男が!!」

  !!?
突然の変貌にさすがの俺も口が開けない。

そんな俺なんかお構い無しに、女生徒はすたすたと階段を上っていってしまった。

……。
じろじろ、見んな、ブ男。じろじろ…見…んな。
 ブ男。

頭の中で、さっき女生徒に言われた言葉をインプットする。

はは…。ははは。
は…。

失礼だろっ!!!!!!!!
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